Health column

同じ疲労でも、休んでも治らない疲労がある

昔の時代の生活と現代の生活を比べると大きく変化していますが、この変化に現代人は身体や精神面で順応できているのでしょうか?

現代では、一瞬にして大量の情報が流れ込んでくるため、私たちの脳はその処理をするだけでも相当に疲れています。

そのため、子どもたちや若者にいたるまで疲労をため込んでいる人が増えているようです。

疲労をためこんだとしても、日々回復できるかどうかということはとても大切です。

人は身体の中で生じた異変を元に戻し、恒常を保つという機能があります。例えば、「疲れたのでおいしいものを食べたい」という感覚は、身体の恒常性を保つために必要な感覚です。

この身体の働きが正常に起こっていれば、疲れてもその日のうちに回復し、慢性的な疲労には陥りません。

しかしながら、疲労が回復しないまま、翌日、翌々日・・・と持ち越してしまったら、体力が低下している可能性があります。

たとえ、体力はあっても、その体力を上回る過労状態が続けば、疲労を蓄積させます。 この蓄積した疲労のことを「慢性疲労」といい、全身の疲労感、倦怠感をともないます。

  • 働きすぎが原因なのか?
  • それとも睡眠不足?
  • 精神的なストレス?
  • 生活が不規則でない?
  • 栄養補給は十分できている?

など、原因を発見し取り除くことによって次第に回復することができます。

こうした場合には、ほとんど心配はないものです。なかにはチェックしても、原因が見つからないままに体がだるく、疲労感が残る、という場合もあります。

原因不明の慢性疲労が長く続く際には、病院での検査を受けましょう。肉体的な検査で異常がない場合には、精神的な検査が必要になります。

慢性疲労の原因を見つけ、その日のうちに取り除く

疲労が続くことによって免疫力・抵抗力が低下します。

それにより、さまざまな感染症を引き起こしやすくなります。また、その他の病気の引き金にもなります。

さらに問題になるのは、精神疲労といわれるものです。
精神的なショックやストレスによって、疲労感が続くと集中力ややる気、判断力の低下につながります。

時には、大きな病気に発展する可能性もありますので、長いスパンで休息をしながら解消していきましょう。

疲労回復法は、人によって個人差がありますが、一般的には「栄養」「運動」「休息」です。

「栄養」は疲労回復のエネルギーを補給するために必須です。

「運動」と言っても積極的に軽い運動を行うだけとも効果があります。

そして、ゆっくりと寝る、お風呂にゆっくりと入るなど、これまでにもよく言われる疲労回復法のなかから自分のライフスタイルにとり込めるものを探し、自分なりの疲労回復をしていきましょう。